【人生賛歌】苦難は、人生に彩(いろど)りを添える

黄輝光一の霊詩の朗読

【人生賛歌】   黄輝光一

詩『苦難は、人生に(いろど)りを添える』

何も起こらなかった日々は
白いままのキャンバス

痛みも
涙も
挫折も
失意も

すべては
魂が色を欲した証

嵐の夜に
心が砕けたとき
あなたは
自分の弱さを知った

闇に沈み
出口を失ったとき
あなたは
他者の痛みを知った

立ち上がれぬほど
打ちのめされたとき
あなたは
愛とは何かを知った

順風満帆の人生は
美しいが
語る言葉を持たない

だが
地獄をくぐった人生は
深く
温かく
光を放つ

苦難は
人生を壊すために
来るのではない

苦難は
魂を
本来の大きさへ
押し広げるために
訪れる

幸福とは
守られた安楽ではない

幸福とは
泣きながらも
歩みを止めなかった
その姿そのもの

どん底で
あなたは
自分自身に
出会った

それは
地上では敗北と呼ばれ
霊界では
飛翔と呼ばれる瞬間

だから
胸を張っていい

あなたの人生は
傷だらけで
だからこそ
燦然と輝いている

苦難は
人生に
色を与え

苦悩は
魂に
深みを与え

乗り越えたあなた自身が
すでに
ひとつの
美しき詩人なのだから

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